新総裁が決まった自民党総裁選。福島県内関連の国会議員の投票についても整理する。
<衆議院議員の投票先>
まずは今後の総選挙の行方が注目される衆議院議員から。
第1回目の投票だと、県連代表の亀岡議員は加藤さん、旧福島2区選出の根本議員は林さん、旧福島3区の菅家議員は石破さんに投票した。
比例東北選出の上杉議員は小泉さん、吉野議員は不在者投票で上川さんに投票した。
<参議院議員の投票先>
続いて参議院議員。
閣僚経験者でもある森議員は上川さんの。星議員は林さんの推薦人にそれぞれなっていて、1回目の投票先はこの通りとなった。
<決選投票>
決選投票は根本議員と吉野議員が投票先を明らかにしていないが、その他の4人は全員が石破新総裁に投票している。
<県連の党員・党友票>
そして福島県内の党員・党友の投票結果は次の通り。
石破新総裁が3452票で最も支持を集め、次いで高市さん、小泉さんが票を集めた。
決選投票では福島県連に1票が与えられ、石破新総裁に投票したということだ。
自民党福島県連は今後「福島の復興と合わせて、地域防災力の強化に向けてもしっかり取り組んでいただけるように申し上げていきたい」とコメントしている。
<県選出国会議員の声>
投票した議員からは、これまでの経験を評価したうえで、今後も福島の復興を着実に進めるよう求める声が聞かれた。
亀岡偉民衆議院議員:「すべては安全保障に繋がりますから、食糧問題も含めて、そういう意味でもひっくるめて言ってくれたんだと思いますので、福島なんかまさに処理水の問題からまた風評被害全部解けてないもんですから、安全保障に全部ひっくるめて、それを入ってるという理解」
根本匠衆議院議員:「石破さんには今の政策をさらに付加価値をつけてもらいたい。まだ道半ばの政策もあると思うので。石破さんもしっかり復興にも取り組んでもらいたいと、そういう思いがある方だと思いますね」
菅家一郎衆議院議員:「地方を元気にしないといけない、外交・防衛もそうですね。大変な状況ですから日本を守るという公約、(石破新総裁は)農林水産大臣も経験していたので、農業を守る意味でも期待したい」
上杉謙太郎衆議院議員(1回目小泉氏・2回目石破氏):「地方を知っている方なので、米の価格もあがっているが、しっかりと農林水産業、また台湾の輸入規制解除や中国の水産物解除が進んでいるが、福島県産品だけが取り残されないようにしっかりとやっていただける意味では石破さんにがんばってもらいたいと思っている」
森まさこ参議院議員(1回目上川氏・2回目石破氏):「福島の復興第二期復興創生期の終期を目の前にしてその後の復興をどうしていくか、財源を含めて大きな課題が立ちはだかっている。福島の復興なくして、日本の再生なしという決意で新総裁には成し遂げてほしい」
星北斗参議院議員(1回目林氏・2回目石破氏):「9人の候補者が政策を戦わせて未来をどうあるべきか、共通点もありました。それぞれの候補者の魅力もありました。それが示された意味では非常に価値のある選挙戦だったと思う」
不在者投票を行った吉野正芳衆議院議員は「豊富な経験をお持ちなので、日本のかじ取り役にはうってつけと思う。大いに期待したい」と文書で回答している。
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