裏金事件に関与した議員の次期衆院選での公認問題について自民党総裁は6日、派閥の政治資金パーティーを巡る不記載があった議員については「比例名簿への搭載はしない」として、重複立候補を認めない方針を示しました。
福井1区の稲田朋美議員は、還流金と未精算金があわせて196万円あったことが判明していることから、選挙区の公認が得られても比例代表での重複立候補は認められない見通しです。
自民党県連は6日、公認問題を話し合うため福井市内で執行部会を開催。会議は非公開で、終了後、出席したある県議は「稲田氏も非公認にすべきなど厳しい意見が相次いだ」と話しました。ただ、県内の複数の自民党関係者は「稲田氏は最終的に選挙区公認のみという党本部の方針に落ち着くだろう」との見方を示しています。党本部の方針は7日に開かれる県連総務会で説明される見通しです。
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