自民党の越智隆雄衆院議員が7日、今月27日投開票の衆院選に立候補しない考えを明らかにした。
越智氏は7日、国会内で記者団の取材に応じ、出馬しない理由について「事務所で適切に経理処理をしてきたが、一方で現実には、不記載議員として扱われている」と説明。
その上で「個々の事情があるので、これを理解してもらうのは大変なことで、短期間では難しい。そういう中で立候補するのは控えるべきだという判断をした」と述べた。
石破首相は6日、不記載があった議員の比例代表の重複立候補を認めない方針を示した。越智氏は、その対象議員の一人で、前回の衆院選では東京6区から出馬し、比例復活で当選していた。
越智氏は、「石破総裁が判断する前に決断をしていて、石破総裁の方針と私の判断には関係ない」と述べた。
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