「日本維新の会」の公認を受け衆議院・福井2区から出馬する県議会議員の斉木武志氏が8日、越前市内で会見を開きました。
県議会議員の斉木武志氏は「きのう、県議会が閉会したので、次の10月27日の衆議院選挙に立候補することを正式に表明させていただく」として、日本維新の会の公認を受け、衆院選・福井2区から出馬することを表明しました。
斉木氏は「使用済み燃料の条例案を提出したが、県外に持っていく搬出先を確保しないと、ずっと発電所に置かれたままになる。経済産業省、47都道府県を巻き込まないと搬出先を見つけられない」と訴えました。また、特急が止まらなくなった武生駅・鯖江駅の活性化に向けては「快速の増便に必要な国からの補助金の確保を進めたい」としました。
斉木氏は神奈川県の横浜市出身で、東京大学法学部卒の元NHKアナウンサーです。当時の民主党から衆院選・静岡7区に出馬し、初当選して1期を務めました。
県内選挙区では2017年の衆院選・福井2区から当時の希望の党公認で出馬し、比例で復活当選しました。その後、立憲民主党の公認候補として2021年の衆院選、2022年の参院選に出馬しましたが落選し、2023年4月からは県議会議員を務めています。
福井2区を巡っては、斉木氏の他に、現職の高木毅氏、立憲民主党・新人の辻英之氏、共産党・新人の小柳茂臣氏が出馬を表明しています。また、元衆院議員の山本拓氏が出馬の意向を固めています。
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