立憲民主党道連は13日、衆院選(15日公示、27日投開票)で小選挙区に擁立予定の女性2人を比例代表道ブロック(定数8)の名簿順位で優遇すると発表した。また、8区前職の逢坂誠二代表(65)は比例重複立候補しないとした。逢坂代表は「国会議員のジェンダーバランスが非常に重要」と説明した。
名簿順位1位となるのは、道5区元職の池田真紀氏(52)と、7区新顔の篠田奈保子氏(52)。立憲公認の立候補予定者には、他に女性では、4区前職の大築紅葉氏(40)と11区前職の石川香織氏(40)がいる。2人だけを優遇するのは「基盤が弱い、あるいは前回当選していないところ」を優先したと説明する。
特定の女性立候補予定者の優遇には「不公平だ」「比例の枠が減る」などの批判があったが、逢坂代表が「道連の責任者として、比例に重複立候補しない」ことで理解を求めた形だ。逢坂代表は「国会を見ると必ずしも多様性ではなく、男性あるいは年齢が高いという方が非常に多い。そこに少しでも風穴を開けたい」と訴えた。(古畑航希)
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