選挙戦が始まり、各候補が支持拡大に奔走していますが、公示直前、そして公示直後に自民党の高市早苗氏や立憲民主党の野田佳彦代表、日本維新の会の吉村洋文共同代表や共産党の小池晃書記局長など大物議員が続々新潟県内入り。早くも選挙戦は熱を帯びています。
■立憲・野田佳彦代表 自民の政治資金問題を批判
厳重な警戒のもと、公示翌日にさっそく県内入りしたのは立憲民主党の野田佳彦代表。
【立憲民主党 野田佳彦 代表】
「裏金の問題許しちゃいけませんよ。あれは脱税じゃないんですか?うっかりミスじゃないんです。政治資金規制法の収支報告に書かなかったのはうっかりじゃなく、ちゃっかり・しっかり脱税じゃないですか!自民党の政治文化そのものじゃあありませんか。だったら自民党にペナルティを与えなければいけないんです」
自民党の政治資金問題を厳しく批判。
■維新・吉村洋文共同代表 首相の心変わり追及
公示日前日に新潟を訪れていた日本維新の会の吉村洋文共同代表も自民党への攻勢を強めます。
【日本維新の会 吉村洋文 共同代表】
「あの裏金は本当にひどい。なめ腐っているなと思います。裏金作るような政治やって、金に汚い政治やって国民守ります。そんなことできるんですか?できません」
さらに石破首相の心変わりも追及します。
【日本維新の会 吉村洋文 共同代表】
「裏金議員の公認・非公認を含めて言っていることがコロコロ変わることに対して、総理総裁としてそれは違うんじゃないかなと思います」
■共産・小池晃書記局長 原発再稼働に反対・政権を批判
10月6日には…
【共産党 小池晃 書記局長】
「新潟というのは、全国でもいくつかある特別な地域だと思っている」
共産党の小池晃書記局長が特別な地域と位置づける新潟で、原発再稼働反対とともに政権批判を展開しました。
【共産党 小池晃 書記局長】
「自民党政治のままでは原発ゼロは実現しないということではないでしょうか。本当に手のひら返しで、石破さんは原発ゼロを努力するとはっきりおっしゃっていたのに、いきなり利活用となって。かなり前のめりに柏崎刈羽原発の再稼働に進む。これでいいのかというのがある」
■自民・高市早苗氏 苦境に立たされる候補を応援
自民党への逆風が吹き荒れる中…
【松村道子キャスター】
「高市早苗さんの来場まであと30分以上あるんですが、多くの人が詰めかけ、厳重な手荷物検査が行われています」
16日、県内入りしたのは、自民党総裁選で石破首相との決選投票に挑んだ高市早苗さん。
【自民党 高市早苗 氏】
「幸い、私は党の役職も無役でございますので」
ここでは自民党の置かれた現状についての言及は封印。苦境に立たされる候補の応援に徹していました。
【自民党 高市早苗 氏】
「1日1人5人。結構ハードル高いですよ!1人1日5票ノルマでございます」
今後も予想される大物議員の来県。
こうした党の中で発言力を持つ人たちは何を語るのか?この国の、地域の未来を考える上では重要な意味を持ちます。
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