衆議院選挙が15日公示され、12日間の選挙戦がスタートした。宮崎県内3つの選挙区には合わせて9人が立候補。物価高を受けた経済対策や政治とカネの問題などを問う選挙となる。

宮崎2区に立候補したのは、届け出順に、国民民主党・前職(九州比例)の長友慎治候補、共産党・新人の白江好友候補、8期目を目指す自民党・前職の江藤拓候補の3人。宮崎2区は、2012年以来の前職同士の対決に共産党が加わる選挙戦となっている。

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国民・前職(九州比例)長友慎治候補:
地元の課題を解決するということが実例として4つ5つ実績を積むこともできました。今回は手応えを感じております。野党の一期生でも十分に仕事ができるという手応えをこの3年間で得ることができました。そして皆さまにもお伝えすることができたと思っております。もはや宮崎は保守王国ではない。そして有権者の皆様も政治が変わることを望んでいる。政権交代、そして世代交代をしていくことで皆様の声、国民の声に寄り添う政治を必ず実現してまいります。

共産・新人 白江好友候補:
政治がお金によってゆがめられてきた。それはこの30年の歴史の中であまりに明らかです。ぜひ日本共産党を伸ばしていただきまして、日本を変える、政治を変える力にしていこうではありませんか。憲法9条を守る、この政策を実行させてください。白江好友にやらせてください。日本共産党にやらせてください。

自民・前職 江藤拓候補:
政治家の一番の使命は生命と財産、国民の生命と財産を守ることです。領土・領空・領海を守ることです。それが連立野党にできるのか、できません。油断をしたり、気持ちを緩めたら何が起こるか分かりません。12日間、最終日までこの選挙区を離れません。真剣に戦います。初めての選挙のつもりで戦います。自分の政治生命が今回の選挙にかかっていると、そう思って戦います。どうぞ皆様方、お力をお貸しください。

石破政権発足直後の衆議院選挙となった今回は、自民党派閥の裏金事件を受けた政治改革や、物価高を踏まえた経済政策、人口減少が進む中での地方創生などをテーマに論戦が交わされている。

宮崎県内の有権者数は、14日時点で87万9243人。投開票日は10月27日で、期日前投票は16日から26日まで県内各市町村で行われる。

(テレビ宮崎)

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