衆院選の投票日は27日。投票前夜に宮崎2区の候補者の主張と終盤情勢をお伝えします。テレビ宮崎では、各選挙区の有権者への調査を実施しました。これに取材を加味し、情勢を探ったところ、宮崎2区の情勢は、自民党の江藤候補と国民民主党の長友候補が激しく競っていて、共産党の白江候補が追う展開となっています。
国民民主党、九州比例区・前職の長友慎治候補は、農業の担い手不足の解消や、子牛価格の上昇、食料自給率の向上などを訴えます。
(国民民主党 長友慎治候補)
「自民党の皆様が拾わない、弱い立場の皆さまの声こそ、国会や国政に届けていく。経済政策として、畜産や農家の皆さんたちの課題を解決していくということも訴えていきたいと思います。」
新富町に航空自衛隊新田原基地がある宮崎2区。安全保障については。
(国民民主党 長友慎治候補)
「私達が知らないところで訓練が行われたり、知らないところで話が進むということがあってはならない。そこに対しては、政治家としてもしっかり発言をしていかないといけないと思います。」
共産党・新人の白江好友候補は、受け皿になりたいとの思いから立候補。行き詰まった自民党政治を変えたいと訴えます。
(共産党 白江好友候補)
「ぜひ日本共産党を伸ばしていただきまして、日本を変える、政治を変える。この力にしていこうではありませんか。」
最低賃金1500円や、社会保障の充実などを訴え、憲法9条に基づく平和外交を訴えます。
(共産党 白江好友候補)
「軍事対軍事があおられるばかりで、この東アジアでどうやって日本が平和を作っていくのかということを、日本共産党以外は語っておりません。戦争を起こさないことが政治の役割だということをぜひ訴えていきます。」
自民党・前職の江藤拓候補。決起大会では、日本を取り巻く国際情勢を危惧し、防衛力を強化し、不測の事態に備える必要性を訴えます。
(自民党 江藤拓候補)
「日本は戦争する国であってはなりません。しかし、巻き込まれる可能性はあるんだと。そのためには必要な備えもあるんだということを、地道に訴えていくしかないと思っています。」
また、生産年齢人口の減少を懸念し、思い切った子育て支援策に取り組みたいと力を込めます。
(自民党 江藤拓候補)
「子供が増えれば増えるほど税金が減る、N分N乗方式。これを何とか導入したい。」
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