東京15区で敗北が決まり、あいさつする大空幸星氏=28日未明、東京都江東区
東京15区の自民党新人、大空幸星氏(25)の東京都江東区の事務所では、小選挙区での敗北確実が報じられると、支援者らが肩を落とし静まりかえった。大空氏は今回の衆院選候補者の中で最年少。支援者ら約20人に「今回こうした結果となったのは私の力不足」と頭を下げた。報道陣から自民への逆風について問われると「個人の責任です」と答えた。 選挙戦では若さをアピールし、NPO法人で孤独対策に取り組んだ実績を強調した。石破茂首相や小泉進次郎選対委員長らも応援に入った。大空氏は派閥裏金問題にも度々触れ「批判やお叱りの声を正面から受け止めなければならない。自民党は中からじゃないと変わらない」と訴えてきた。
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