衆議院議員選挙をめぐり仙台市の泉区選挙管理委員会の「ミス」が発覚しました。泉区の投票所で使用した投票箱に、3年前、2021年の県知事選の投票用紙2枚が残っていたことが分かりました。
泉区選挙管理委員会によりますと、10月26日午後、泉区の上谷刈センター投票所で、職員が今回の衆院選に使う投票箱を組み立てた際、中から3年前の2021年に実施された宮城県知事選の投票用紙2枚が見つかったということです。いずれも現職以外の候補者名が記載されていました。
泉区選管によりますと、当時は持ち帰り票として処理されていて、今回の事案をもって選挙結果が覆ることはないとしています。
泉区選挙管理委員会 手代木順選挙課長
「すき間に入り込む可能性を考えたときに確認を徹底すべきだった」
また、今回の衆院選でも、泉区に住む2人が不在者投票のオンライン請求をしたにも関わらず区の担当者が気付かず、結果的に2人は投票できなかったということです。泉区選管では再発防止を徹底したいとしています。
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