衆院東京15区、島根1区、長崎3区の補欠選挙が28日に投開票される。選挙の結果は岸田文雄首相(自民党総裁)の政権運営に影響を与える可能性がある。野党各党の次期衆院選での選挙協力のあり方も左右する。
同日の深夜に大勢が判明する見通しだ。元議員の公職選挙法違反での辞職に伴う東京15区補選は計9人の新人、元職が争う。
元議員の死去による島根1区補選は自民新人と立憲民主党元職の一騎打ちの与野党対決だ。自民は島根1区のみ公認候補を擁立し、残り2選挙区で不戦敗を決めた。
元議員が政治資金規正法違反で辞職し補選となった長崎3区は立民元職と日本維新の会新人の野党候補が対決する。
◇衆院東京15区補選立候補者福永 活也 43 弁護士 諸新
乙武 洋匡 48 作家 無新
吉川 里奈 36 看護師 参新
秋元 司 52 元環境副大臣 無元
金沢 結衣 33 元会社員 維新
根本 良輔 29 会社役員 諸新
酒井 菜摘 37 元江東区議 立新
飯山 陽 48 大学客員教授 諸新
須藤 元気 46 元参院議員 無新
◇衆院島根1区補選立候補者
錦織 功政 55 元財務省職員 自新
亀井 亜紀子 58 元農水委員 立元
◇衆院長崎3区補選立候補者
山田 勝彦 44 元農水委員 立元
井上 翔一朗 40 会社役員 維新
(注)届け出順。敬称略
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