林芳正官房長官は7日の記者会見で、東京電力福島第1原子力発電所2号機で溶融燃料(デブリ)の試験取り出しに成功したのを歓迎した。「より本格的な廃炉作業を迎える段階にある。今後も安全確保に万全を期しながら着実に作業を進める」と述べた。

デブリの取り出し開始は当初の2021年から3年遅れた。政府は51年までの廃炉完了をめざす。林氏は「廃炉全体の工程に影響は生じない」と語った。「政府として最後まで責任を持って対応していく」と強調した。

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