8年前の4月16日の未明に発生した熊本地震の本震で南阿蘇村では、国道にかかる橋が崩落する大規模な土砂崩れが発生し、近くを車で走っていた熊本県阿蘇市の大学生、大和晃さん(当時22歳)が土砂に巻き込まれ亡くなりました。

16日未明、両親たちが晃さんが見つかった現場の近くを訪れ、ろうそくに火をともして花をたむけました。

そして、地震が発生した時刻の午前1時25分になると、静かに祈りをささげていました。

父親の大和卓也さんは「地震が起きたときの状況を自分たちも感じることで息子の痛みが少しでも和らいだらと思い、この時間に手を合わせに来ました。8年という月日は自分たちにとってあっという間です。息子はいつも自分たちのそばで、見守ってくれていると思います」と話していました。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。