１８日朝、広島地方気象台は広島県に「突風及び落雷に関する情報」を発表しています。
広島県では、１８日昼過ぎから夜のはじめ頃にかけて大気の状態が非常に不安定となるため、竜巻などの激しい突風や落雷、急な強い雨に注意してください。
［気象概況］
中国地方には太平洋高気圧の縁を回る暖かく湿った空気が流れ込む見込みです。このため、広島県では１８日昼過ぎから夜のはじめ頃にかけて大気の状態が非常に不安定となるでしょう。
［防災事項］
竜巻などの激しい突風や落雷、急な強い雨に注意してください。
発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。
【画像で確認】１９日（金）にかけて１時間ごと降水シミュレーション
「大気の状態が非常に不安定」 １４日には県北部で突風被害も
発雷確率をみると、１８日（木）午後は広島県では全般に高くなっていて、特に昼すぎから夕方はかなり高くなっているほか、あす１９日（金）日中にかけても高く、大気が不安定な状態が続く見込みです。
【画像で確認】１９日（金）にかけて高くなっている発雷確率
「大気の状態が非常に不安定」との注意喚起が出ている時には、局地的に積乱雲が発達して通過していく際に、急な強い雨や落雷、突風などに注意が必要です。
１４日（日）には三次市糸井町で局地的な突風が吹いて農業用のハウスが壊れるなどの被害が出ています。その後の広島地方気象台の調査では、このとき現場周辺では瞬間的に風速35ｍ/s程度の突風が吹いたとみられています。「竜巻の可能性もあるが特定には至らなかった」と発表しています。
日差しがあっても黒っぽい雲が見えるなどして積乱雲が近づく兆しがある場合はご注意ください。レーダーなどもうまく活用しながらやり過ごしましょう。
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