梅雨前線の影響で山形県や秋田県では記録的な大雨となり、宮城県内でも大雨による道路の通行止めが続いています。東北地方の大雨は来週火曜日にかけて続く見込みで、河川の氾濫に最大級の警戒が必要です。

25日夜の仙台市内は、大気の状態が非常に不安定となり、北部を中心に、激しい雷雨となりました。大崎市川渡では最大24時間雨量が195.5ミリと観測史上最大を記録しました。

この大雨の影響で秋田県境と栗原市を結ぶ国道398号線、山形県境と大崎市を結ぶ国道47号線、山形県境と加美町を結ぶ国道347号線が通行止めとなっています。

ドライバー:
「こんなにひどい状態だとは思わなかった。引き返すしかないので鳴子あたりでお風呂に入ろうかなと思います」

大雨特別警報が2度も出された山形県では、川が氾濫し、住宅が浸水していました。最大24時間雨量は、新庄で389ミリなど、観測史上最も多い雨が降りました。秋田県も記録的短時間大雨情報が相次いで発表されて堤防が決壊するなど、大きな被害が出ています。

避難している人:
「家に入るにも大変なんですよ」

東北地方は、来週火曜日にかけて気圧の谷や暖かく湿った空気の影響を受けやすく、大雨災害の危険度が極めて高い状態が続く見込みです。河川の増水や氾濫に最大級の警戒をするとともに、土砂災害や低い土地の浸水に厳重な警戒が必要です。

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