秋田県内では、今回の記録的な大雨で、由利本荘市の子吉川と支流の石沢川の堤防がいずれも数十メートルにわたって決壊し、26日から仮復旧に向けた工事が進められています。
県内では今後も警報基準を大きく超えるような大雨が続く見込みのため、秋田河川国道事務所と秋田地方気象台は、子吉川と石沢川に設置している水位観測所のうち、子吉川の二十六木橋と石沢川の鮎瀬の2か所について、避難の目安となる「洪水予報」や、「水防警報」などの基準となる水位を28日午後1時から暫定的に引き下げたと発表しました。
これにより、二十六木橋は通常のおよそ6割、鮎瀬については半分程度にまで基準の水位が引き下げられます。
秋田河川国道事務所によりますと、基準の引き下げは当分の間続くということで、天候が急変した際は早めに避難をしてほしいと呼びかけています。
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