最上町などによりますと、7月25日からの大雨の影響で、町内の瀬見温泉では土砂が崩れて近くの国道がおよそ20メートルにわたって塞がれ、通行止めになっています。

瀬見温泉にある旅館、「小川屋」の八鍬智子さんによりますと、旅館の建物などに被害はありませんでしたが、周辺のほかの施設では温泉に泥水が入るなどの被害が出たということです。

例年この時期はアユ釣り客などが多いということですが、大雨による川の増水や幹線道路となっている国道が復旧していないことなどから、旅館では、月内に入っていたおよそ30件の予約を断ったということです。

八鍬さんは、「本来この時期は夏休み期間の旅行や釣り客も多く客入りが期待できますが、この状況で経営的には大変だ。ただ今の状態ではお客さんに楽しんでもらうことも難しいと思うので、復旧したらぜひ来てほしい」と話していました。

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