米津龍一気象予報士:

あすのお天気ポイントはこちら。

中西部で猛暑が続きます。

まず気温からご覧ください。

甲府の最高気温は38℃を予想していますので、あすも猛暑日。おそらく7月に入って15回目ということになります。特に甲府は朝8時から30℃以上となる見込みです。午前11時から午後4時まで5時間35℃以上の厳しい猛暑となります。

勝沼、南部も猛暑日となりますが、35℃以上の時間帯が比較的短いので、この時間の外出を避けていただければ、少しは凌ぎ易くなるかもしれません。
一方、大月は33℃止まりということで、東部富士五湖ではあまり気温が上がらない予想となっています。

これがなぜなのかを説明します。あす高気圧の中心は西日本となりまして、山梨を含む北日本から東日本は低気圧のゾーンに入ります。

ということで雲がそもそも広がりやすいということで、雲が出やすい天気にはなるんですが、

さらに低気圧は反時計回りに風が吹きますから冷たく湿った空気が流れ込みやすいんです。

ですから、基本的に東部富士五湖はこの影響を受けやすく雲が広がりやすくなりますが、中西部は御坂山地がありますので、この冷たく湿った空気が入ってこれないので、中西部ほど晴れる天気となります。

ただ、夕方から夜は所々でにわか雨、場所によっては雷を伴う恐れがありますので、天気の急変にはくれぐれもお気をつけください。

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