熊本県内ではきのう(1日)、男女合わせて11人が熱中症の疑いで病院に運ばれました。きょうも危険な暑さが続く恐れがあり、警戒が必要です。

消防によりますと、1日午前8時半ごろ、熊本市中央区九品寺にある熊本大学医学部のキャンパスで、座り込んで顔色が悪い60代の警備員を学生が見つけ、119番通報しました。

男性は重症で、通報時は意識がもうろうとした状態だったということですが、救急隊が到着した際に意識はあったということです。

熊本県内では、この男性を含む男女11人が熱中症で病院に運ばれましたが、いずれも命に別状はないということです。

きのうの熊本県内の最高気温は、甲佐町で8月の観測史上最高となる37.9℃を観測し、あさぎり町(37.1℃)▽人吉市(36.7℃)▽南阿蘇村(34.8℃)▽南小国町(34.7℃)▽高森町(33.3℃)▽阿蘇市(32.7℃)ーーで今年最高を記録。熊本市中央区でも37.1℃、天草市で36.6℃、八代市で36℃と、厳しい暑さとなりました。

きょうの最高気温も熊本市と山鹿市、人吉市で37℃の予測で、炎天下での外出はなるべく避け、屋内でも熱中症対策を万全に行うことが必要です。

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