危険な暑さ予想も 熱中症対策の徹底を

気象庁によりますと、8日も西日本を中心に気温が上がり、日中の最高気温は、
▽山口市と福岡県久留米市、大分県日田市、佐賀市で39度、
▽名古屋市、奈良県十津川村風屋、熊本市、熊本県人吉市、高松市で38度と
危険な暑さとなるほか、
▽京都市、松山市などで37度、
▽甲府市、広島市などで36度、
▽神戸市などで35度と
猛烈な暑さとなる見込みです。

気象庁と環境省は、熱中症の危険性が極めて高まるとして、25の府県に「熱中症警戒アラート」を発表しています。

総務省消防庁のまとめでは、8月4日までの1週間に全国で1万人を超える人が熱中症の疑いで病院に搬送され、亡くなる人も相次いでいます。

外出や運動を控えて、室内ではエアコンを使用し、こまめに水分や塩分を補給するなど、引き続き熱中症への対策を徹底してください。

お年寄りや乳幼児は熱中症になりやすいため、家族など周りの人たちが気を配るようにしてください。

非常に激しい雨のおそれ 土砂災害 浸水 川の氾濫に警戒

一方、気温の上昇や暖かく湿った空気の影響で、東北や関東甲信を中心に大気の状態が非常に不安定になっていて、局地的に雷を伴って非常に激しい雨が降るおそれがあります。

9日朝までの24時間に降る雨の量は、いずれも多いところで東北と関東甲信で80ミリと予想されています。

まとまった時間でこのような雨量に達するおそれもあります。

土砂災害や低い土地の浸水、川の氾濫に警戒するとともに、落雷や竜巻などの激しい突風、ひょうに注意が必要です。

急に冷たい風が吹くなど、発達した積乱雲が近づく兆しがある場合は、頑丈な建物の中に移動するなど安全確保に努めてください。

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