台風10号の接近に伴い、小中学校の一部で臨時休校が決まったほか、交通機関にも影響が出始めています。

大分県佐伯市米水津の漁港では、台風の接近に備え、漁船が岸壁に直撃しないよう関係者が午前中からロープで固定する作業に追われていました。

(地元の漁師)「直撃だからここは風が相当吹くから悪いわ」

一方、大分県内の佐伯市、臼杵市、玖珠町、杵築市、日出町、津久見市、別府市、由布市では、29日と30日の2日間、幼稚園や小中学校の臨時休校を決めました。

商業施設では、城島高原パークは29日から2日間臨時休園を決定。別府ロープウェイも28日から30日までの営業休止を発表しています。

交通機関では宇和島運輸フェリーが臼杵からの出発便で27日と28日の3便が欠航。国道九四フェリーも28日と29日の全便が欠航します。

また、JR九州は28日から特急と普通の一部が運休します。

大分空港の空の便も28日以降、欠航の可能性があります。

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