今後の天気の見通しについて、高安奈緒子気象予報士の解説です。
台風10号はきょう(1日)の正午ごろ、東海道沖で熱帯低気圧に変わりました。ただ、このあと、あす(2日)にかけても大雨に警戒が必要です。
この時間は、熱帯低気圧や周辺湿った空気の影響で近畿や東海、関東で雨が降っています。特に、関東で雨雲が発達し、雷雨となっているところがあります。
この後の雨の予想です。熱帯低気圧は今夜からあすにかけて本州を北上する予想です。今夜は近畿や東海で広く雨が降り、激しく降るところがあるでしょう。また、あすになると、北陸でも激しい雨となるおそれがあります。
あすの夕方までに予想される雨量は、東海地方の多いところで150ミリ、関東甲信地方の多いところで100ミリの予想です。これまでの雨で地盤が緩んでいるところがあるため、引き続き土砂災害などに警戒をしてください。
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