元日に発生した能登半島地震では、被災した建物の解体などで出た災害廃棄物の処理が課題になっていて、愛知県、岐阜県、三重県、福井県のごみ焼却施設でも分担して処理することになっています。
このうち愛知県一宮市にある焼却施設では4日から受け入れが始まり、倒壊した家屋から出た木くずなどの災害廃棄物およそ7.8トンがトラックで運び込まれました。
今月は週に3日から4日、1日最大40トン程度まで受け入れる予定だということです。
一宮市環境部の高木賢 施設管理課長は「一宮市は被災地から片道4時間ほどで行き来できるという点でも選ばれたのだと思う。できる範囲で今後も協力していきたい」と話していました。
能登半島地震の災害廃棄物の受け入れは福井県や岐阜県でも4日から始まり、環境省中部地方環境事務所によりますと、愛知県内では再来年3月までの受け入れを予定しているということです。
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