米津龍一気象予報士:
あすのお天気ポイントはこちら。
厳しい残暑が戻ってくる見通しです。
きょう雲が広がったのは、関東の南に低気圧が発生した影響で雲が広がりやすくなったんです。
ただこの低気圧、あすは離れていきます。
このおかげもあって日中は晴れるという予想です。
台風16号が発生しました。
この台風、あすには熱帯低気圧へと変わる予想です。とは言っても風が弱まるだけであって、台風が持っている雨雲のパワーは変わりません。
この熱帯低気圧から暖かく湿った空気が反時計回りに風が吹きますので、
この南風の影響を受けて、あすはだんだん雲が広がってくることになります。
そのタイミングが夜でして、あすは日中晴れるので日差したっぷりで気温が上がりそうです。
では予想気温を見ていきます。
まず朝の気温は、けさと比べて2,3℃高くなるところが多くなります。
これは冷たい空気=寒気がだんだん離れていく形となるんです。日中の最高気温は日差しの影響できょうと比べて各地で6℃以上高くなります。河口湖は10℃も高い27℃。ですからあすの昼間は半袖1枚で過ごせる陽気、8月の中旬から9月上旬並みの気温となりそうです。
あすは朝の気温は一旦上がるんですが、けさは寒かったじゃないですか。そうなると、布団は何を使ったら良いのかなとお悩みの方もいらっしゃるかと思います。
きょうは何度だったらどんな布団を使えば良いのかという目安をご紹介します。室内の気温=室温です。
タオルケットは25℃以上になります。
毛布は15℃から25℃。
そして、羽毛布団は15℃以下ということで、これが目安とお考えください。
では今後何を使うか、甲府の予想最低気温、この外気温に5℃を足すと室温に近い目安ということになります。色で分けました。水色は毛布が必要なくらいの気温で、オレンジ色はタオルケットの出番となります。
まだ来週にかけてはタオルケットだけでも過ごせますが、もう再来週からは毎日毛布があっても良いくらいの冷え込みとなりますので、そろそろ準備をした方が良いかなという感じです。
標高の高い河口湖ではこれから毎日毛布の出番というぐらいの気温になりますので、まだ毛布を出してないという方はこれから準備をお願いします。
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