22日、宮崎県内を襲った大雨の影響で、延岡市では住宅が土砂に埋まり、住民の女性が安否不明となっています。

(新屋敷さつき記者)
「斜面が崩れ、土砂で住宅が埋まった状態となっています。現在、警察による捜索活動が行われています」

23日午前0時半ごろ、延岡市浦城町で三輪保幸さんの住宅の裏山が大きく崩れました。


三輪さんは、近くの別の家にいたため無事でしたが、「家屋が土砂に潰されている。中に妻が取り残されていて、連絡がつかない」と消防に通報。

当時、妻の弘美さん(56歳)は就寝中だったということで、現在、安否が分かっていません。


消防などによりますと、裏山は高さおよそ20メートル、幅およそ80メートルにわたって崩れていて、木造平屋建ての住宅1棟が土砂に埋まっているということです。


現場では、警察と消防、それに、陸上自衛隊あわせておよそ140人が24時間態勢で捜索活動を続けています。

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