自民党の総裁選挙は、26日に河野デジタル相が出馬を表明する予定で、9月12日の告示に向け動きが加速しています。
総裁選には、これまでに小林前経済安保相と石破元幹事長が立候補を表明しています。
小林前経済安保相:
(9月27日の投開票まで)もう1カ月しかないという思いで全国を力の限り、時間のある限り飛び回っていきたいと思います。
石破元幹事長:
公約はもうできていますが、訴求力を持って分かってもらえるように表現できるかはまだまだ工夫が必要です。
河野デジタル相は26日午後に記者会見を開き、出馬を表明するとともに重要政策について説明する見通しです。
さらに今週以降、小泉元環境相、高市経済安保相、林官房長官、茂木幹事長も出馬を表明する見通しで、過去最多の候補者となることは濃厚です。
こうした中、立候補に必要な推薦人20人の確保に向けて調整を進めている上川外相が25日、「20人をはるかに超える支持を得ている」と明らかにしました。
上川外相:
今、推薦人をどなたにということの最後の詰めをしている状況です。
ただ、「努力を重ねたい」とも述べ、出馬表明の時期は定まっていないとしています。
一方、自民と同様に、9月に代表選挙がある立憲民主党は、対決姿勢を強めています。
立憲民主党・泉代表:
(自民総裁選は)“刷新感ばやり”という状態。
立憲民主党・枝野前代表:
刷新するなら、“裏金議員”みんな(次の選挙で)非公認で当たり前だ。
立憲代表選は、再選を目指す泉氏、出馬会見を開いた枝野氏に加え、立候補の意向を固めた野田元首相が今週半ば頃に表明する見通しです。
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