12日に告示される自民党総裁選。9日までに7人の候補者が出馬表明しています。
高市早苗経済安保担当大臣
「私は日本をもう一度、世界のてっぺんに押し上げたい、そう考えております。できるに決まってます」
9日、自民党総裁選へ名乗りを上げたのは高市早苗経済安保担当大臣。これにより、9日までで正式に出馬表明したのは7人。日本政治のトップに立つのは一体、誰なのか。
先週、出馬を表明した林芳正官房長官は2012年の総裁選で安倍元総理に敗退して以来、2度目の挑戦となります。
その強みはなんといっても、その「経歴」。1995年、初の当選を果たして以来、これまでに防衛、経済財政政策、農林水産、文部科学、外務、そして現在は官房長官と、6つの閣僚ポストを経験し、実績を積んできました。
また、不祥事などで辞任した大臣の後任を任される機会が多いことから“政界の119番”との異名を持つ人物です。
さらに林氏には、実は意外な特技も。そう、ギター。議員たちと「Gi!nz」というバンドを結成。熱い思いを歌詞に乗せたことも。
しかし、そんな林氏にもある“弱点”が…。
先月、行われたANN世論調査を見てみると、次期総裁の1番人気は27%の石破茂元幹事長。次いで小泉元環境大臣に高市経済安保担当大臣。一方の林氏はわずか「1%」と国民からの支持は得られていないのが実情。
豊富な閣僚経験と実績は十分のはずですが、ネットにはそもそもどんな人なのか分からないといった声も多くみられました。
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