自民党総裁選は投票まで1週間となりました。地元・岡山のバックアップを受け選挙戦後半を戦う加藤勝信元官房長官を取材しました。

東京の衆議院議員会館では9月20日午前、ネットメディアの取材を受ける加藤さんの姿がありました。

9人が立候補し、注目を集める今回の総裁選。これまで地味なイメージが先行していた加藤さんも、選挙戦を戦う中で、意識に変化が生まれました。

(加藤勝信元官房長官)
「官房長官の会見は受け身だが、これは自分の思いをガンガンぶつける。あの加藤さん随分変わったと言っていただける方もいる」

一方、各種世論調査では下位に低迷していて、全国的な支持は広がっていません。残る1週間、一番の政策目標としている所得倍増を強く訴える考えです。

(加藤勝信元官房長官)
「賃金を上げる、所得を上げる、上げるという中途半端ではなくて、倍増すると明確に言う事が政治の責任。勇気がいりますけどね」

取材のあと慌ただしく空港に向かった加藤さん。午後は島根県の演説会に参加しました。

27日の投開票へ、自民党総裁選はラストスパートを迎えます。

一方、立憲民主党の代表選は4人が立候補し、9月23日に投開票が行われます。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。