任期満了に伴う新潟県長岡市長選挙が9月29日、告示されました。人口減少対策などを争点に、現職と新人の一騎打ちの戦いとなります。

長岡市長選挙には、届け出順にいずれも無所属で、現職の磯田達伸さんと新人の高橋宏幸さんの2人が立候補を届け出ています。

【磯田達伸 候補】
「長岡を最もよく知る私の力を、次の四年間、ぜひ使っていただきたい。全力を挙げて長岡の、この混乱の中、難局を乗り越える」

副市長などを経て、3期目の当選を目指す磯田さんは2期8年の実績を強調するとともに、産業団地の開発による雇用の拡大や子どもの発達支援の充実、医療体制の堅持などを訴えます。

【磯田達伸 候補】
「新しいことをやること、今までやらなかったことを、さらに今までのものに積み重ねてやっていく。これが必要ではないか」

【高橋宏幸 候補】
「国とのパイプを使って、長岡に何とか最大限、国からの支援を持ってくる。それから、財界からも支援をいただいて、新しい産業を長岡に生み出していく」

国税庁の元キャリア官僚で、コンサルティング会社代表の高橋さんは、企業誘致による経済成長や給付型の奨学金制度創設、育休取得の促進による出生数の増加などを主張します。

【高橋宏幸 候補】
「相手のことは関係なく、とにかく全速力で持っているものをすべて出して戦うということ」

長岡市長選挙は10月6日に投開票されます。

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