インドネシアのスラウェシ島北部のゴロンタロ州では雨が降り続き、7日に地滑りが発生し、国家捜索救難庁はこれまでに23人の死亡を確認したとしています。さらに39人の行方がわからなくなっているということです。
地滑りが発生した現場には違法に操業している金の鉱山があり、巻き込まれたのは、採掘にあたっていた人たちや周辺の住民と見られるということです。
当局が、救助にあたっていますが、地滑りで道路が遮断されていることなどから救助活動は困難な状況だということです。
現地の防災当局は、今回災害が起きたスラウェシ島では今後も大雨が続くおそれがあるとしていて、引き続き、地滑りや洪水などの災害に警戒するよう呼びかけています。
スラウェシ島南部のマカッサルにある日本の領事事務所によりますと、スラウェシ島では、およそ80人の日本人が、在留届を出しているということですが、これまでのところ、今回の災害に巻き込まれた人はいないということです。
スラウェシ島ではことし5月にも大雨による地滑りや洪水が発生して16人が犠牲になっています。
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